鮭節・誕生の秘密
鮭節の生みの親は「知床標津マルワ食品」代表取締役田村正範氏。
誕生のきっかけは田村氏が、
「美しい村標津産蕎麦作り研究会」に参加したことにあります。
同会は、手打ち蕎麦で地域が元気になればと平成20年に設立以降
蕎麦の作付から収穫を異業種の仲間と行っていく中、
標津の特産品である鮭から節が作れないものか?という発想から、
鮭節製造案が持ち上がりました。
そこで田村氏は静岡県焼津市の(株)ヤマ十増田商店に
鰹節の伝統製法である「手火山づくり製法」の技術伝授をしていただくことに。
その後、マルワ食品の空き倉庫に
手火山式焙乾炉、急造庫、加工施設が完成し
自社製の鮭節の製造体制が整い、
平成22年5月に「知床標津産鮭節」が誕生しました。
手火山作りってなに?
鰹節製造で盛んな焼津でも採用している企業は稀な手作りにこだわった製法で、
直火で乾燥と焙乾(いぶす)という削り節でも
最も難しい工程を時間や空気の確認をしながら
総合的に調整して造り上げる製法です。
直火であることで熱伝達が遠赤外線ですので、
より美味しい節の製造が可能となりました。
あっさりだけどコク深い。ほのかな鮭節の風味がクセになる!
純雪うどんは熟練の職人技により
生み出された鮭節で
毎日出汁をとっています。
かえしとの絶妙な割合で、
いつでも美味しい出汁を味わえます。
創業以来、通い続けてくださっている
お客様がとても多く、
一度味わったらクセになるとのお声をいただいております。
あっさりとしながらもコク深さ、ほのかな鮭節の風味が
口の中でやさしく広がります。
是非、ご賞味ください!